予防歯科について
伊丹市のただ歯科クリニックでは、80歳で20本以上の歯を残す、8020運動行っております。
歯の本数は28本あります。(親知らずを含めると32本です) ある新聞社の報告書では80歳で20本以上の歯が残っている方と、4本以下になってしまった方とでは、年間医療費(体の治療代)が1年間で11万円以上も違うという調査報告がなされています。
8020達成した方は総医療費が少ない
- 元気に外出されている
- 食事も心から楽しめる
- 大きな病気になりにくいので、
寝たきりの方も少ない
- 歯の多い方は健康長寿の方が多い
|
80歳で多くの歯を失った方は総医療費がかなり多い
- 食事が楽しめない場合が増えてしまう
- 寝たきりの方の比率が多い
- 大きな病気になりやすい
- 痴呆にもなりやすい
|
各年齢における、歯の残存数の違い
人間の体の免疫力は45歳を境に急激に落ちると言われます。
その証拠に同時に歯の喪失もその年齢移から以降から急激に認められます。
だからこそ「痛くなる前から・悪くなる前から」の予防がとても大切なのです。
このように歯を守る予防は非常に重要ですが、
虫歯、歯周病は毎日歯をみがくだけでは予防でません。
日本の80歳の方が平均的に残している歯の本数が約7本というデータからもご自宅での歯みがきだけでは限界があります。
それは病原菌である虫歯菌や歯周病菌がお互いに連鎖し合って膜『バイオフィルム』となるからです。
このバイオフィルムは歯みがきでは落ちません。
定期的にプロのスタッフによって機械的に取り除くことにより、虫歯や歯周病を予防できます。プロの技術によって隅々まで痛みなく歯の表面を傷付けずに清掃します。
成人でも、97.7%の確率で歯を守ることができる
右のグラフは、
歯科先進国スウェーデンで“成人に対する30年にわたる長期予防臨床研究”で
実証された事実です。
当時30~50代だった 患者さんが、正しい自己管理によるブラッシング(セルフケア)と個々のリスクに応じた
定期健診・歯石取り・PMTC(プロフェッショナルケア) を続け、30年後の60~80代になったときの残存歯数を比較しています。
最も高齢のグループであっても30年間に失った歯はわずか1.8本、トータルで見ると1本にも満たないのです。
痛くなってから慌てて歯科にくるのではなく、痛くなる前、ひどくなる前から一緒に予防していきませんか?
ぎりぎりまで我慢するのは、歯にとって本当によくないことです。
ずっと自分の歯で過ごしたい・・・
と思うならば予防歯科は欠かすことの出来ない大切なことです。